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- ダイエット（部分痩せ）との違い
ダイエットのメカニズム
脂肪細胞は生まれた時から思春期に増えていき、成人になるまでにほぼ決まってしまいます。
脂肪自体が体につくのではなく、食事などにより余分なエネルギーが中性脂肪となり脂肪細胞に取り込まれることによって細胞自体が大きくなります。この細胞１つ１つが大きくなり蓄積されることで脂肪の体積が増えていきます。
ダイエットは脂肪細胞１つ１つを小さくすることにより体積を小さくすることで細くなります。ですが、脂肪細胞が再び大きくなるとリバウンドがおこります。また脂肪の付き方は均一ではないうえ、足だけ…お腹だけ…と部分痩せをしようと思っていても難しいかと思います。
脂肪吸引のメカニズム
一方脂肪吸引は脂肪細胞を小さくするのではなく、脂肪細胞ごと取り除くことで細くします。このため、吸引後に食べ過ぎなどで残った脂肪細胞が膨らんだとしても、元の体型に戻ってしまうリスクが少ないのです。数そのものが減ることで、リバウンドはあまり考える必要がないでしょう。また、「部分痩せ」ができることが脂肪吸引の大きなメリットです。全体のプロポーションを大きく変えることなく、気に入っている部分はそのままで、気になっている部分のみきれいに痩せることができます。
■ダイエットでは不可能な深層脂肪も除去
皮膚脂肪は２種類あり、浅い層の脂肪と深い層の脂肪（LFD）があります。そもそも脂肪とはエネルギーを貯める役割がありますが、LFDは緊急な状態のために貯めてある脂肪のため、皮下脂肪のように血管や神経が張り巡らされていません。つまり、LFDは食事制限や激しい運動をしても影響を受けません。ですが、脂肪吸引ではLFDと皮下脂肪両方を取り除くことができます。
リバウンドの可能性
脂肪吸引においてリバウンドの可能性についてもよく聞かれます。脂肪細胞自体を除去する事により施術した部位が急激に太くなるようなリバウンドはほぼありません。ですが、暴飲暴食などをされていると、過剰なエネルギーは内臓脂肪や吸引をおこなっていない部位の皮下脂肪に蓄えられます。ですので、余分なカロリーの摂取・不規則な食事・脂肪や炭水化物の摂りすぎなど繰り返していると、脂肪吸引をおこなった部位はリバウンドをおこさないとしても、内臓肥満や他の部分の肥満につながります。脂肪吸引後も適切な食事・適度な運動をすることが大事です。
